🇮🇹にわか計画のしっぺ返し＊Un des cauchemar à Florence

フィレンツェに着きバスで美術館へ向かった。チャット内容では「遅れた事情を入口の係員へ説明すれば心配ない！スタッフも察するので大丈夫！」と軽〜い返信だった。

予約したのは前々観たかったメディチ家が所有した大量美術コレクションがあるウフッツィ美術館(Galleria degli Uffizi)。

予約チケットは"ミュージアムオフィス"なる所でQRコードを見せて紙のチケットと引き換えるわけだが、バスの運転手さんはGPSと違う所を走っている。尋ねると興奮した勢いでイタリア語をまくしたて、こちらはさっぱり分からず。どうやら工事や渋滞を避けて迂回しているようだった。そのせいで、尚更、遅れが出た。不審に思わずタクシーに乗れば良かった。

遅れに遅れてUffiziへ着いたら全てのドアは閉じられていた…。そこに並ぶ人に聞き、お昼休みと分かった。私の受付窓口は3番とあるが1番は見やすい④が3は分かりにくい。そこで待つこと1時間20分。後ろにいたマダムと「スキップライン(優先入場)のはずですよね？こんなに待って並んで何がスキップラインでしょうね」と笑い合って気を紛らわした。

やっと紙のチケットに引き換え美術館入口へ。優先チケットを見せると、「この列が優先の方達です。貴女もこの列の最後尾に並んで！」という。後ろを見ると、ざっくり見ても150人ほどの列に目眩がした。

一瞬、諦めかけたが、優しそうなブラジル人ご夫妻に微笑まれ、彼らの前へちゃっかり滑り込ませてもらった。こういう時、単身は便利。それでも40人待ち。平日のオフシーズンなのにこの混雑は、さすがフィレンツェ(ルーブル以上の混雑でした)

手荷物検査を済ませ、クロークに小型スーツケースを預けてやっとやっと入場できたのは13:50、予定より約3時間も後だった。

今回分かったことは、遅れても時間そのものはそう問題なく、日時変更、返金も可能。中を鑑賞し外へ出たら日が暮れて、フィレンツェ初日はそんな波乱の幕開けに💦

①③待ちながら ③やっとゲットした紙チケット

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