ご質問ありがとうございます。ボーイング787型機 機長の元田です。
アナウンスは状況に応じ行うタイミングは基本的に我々の裁量に任されております。
飛行を開始したのちはお客さまとの唯一の接点とも言えるべきものですので、大事な機会と捉え通常のご挨拶は巡航に移ったのち飛行計画の計算など、諸々の業務を行い安全対策の観点からの規程により、安全が担保されている状態(Low areas of vulnerabilityと呼ばれる状態)で行います。ですので特に短距離国内線などでは残念ながら行うことが出来ない場合もございますが、どうぞご理解いただければと思います。また安全上必要であると考えられる場合においては、Workloadを勘案し私たちが行う場合もあります。その際にはお客さま一人一人のお顔を想像し、ご安心いただけるよう心がけております。