ロシアの首都、モスクワは、2017年のビザ緩和をきっかけに観光地としての人気が高まっている大注目の旅行先♪
今年の春からは、JALが東京(成田)-モスクワ便の毎日運航を開始し、日本人にとってさらに身近な都市になりそうな予感......!
安藤さん(左)、 末岡さん(右)
「毎日運航開始!新しい発見満載のモスクワ旅がおすすめ♪」の記事に引き続き、JALヨーロッパ路線担当の安藤さんと大のロシア好き・末岡さんに、モスクワの観光名所やグルメなど、モスクワ旅の楽しみ方を教えてもらいました!
ーー末岡さんはロシアが大好きで、JALでいちばんロシアに詳しいと聞きました!
末岡:大学でロシアの文化や歴史を勉強していたことをきっかけに、留学していたことがありまして、そこですっかりロシアの魅力の虜に。今も年に1〜2回旅行に行くほどロシアが大好きなんです!
ーー実際に暮らしていたこともあるんですね。どのようなところに魅力を感じたのですか?
末岡:一言で表すのは難しいのですが、初めて訪れた時に、「何もかもが日本とは違って新鮮、おもしろい!」と感じたのをよく覚えています。
そう感じた理由のひとつが、文化やグルメの幅が広いこと。ロシアは、複数の共和国が集まっている連邦国家。それぞれの共和国に180以上の民族が暮らしている、世界一の多民族国家なんです!
それに、街の建造物やレストランで出てくる器はきらびやかな装飾が多くて見ているだけで楽しいんです!
世界遺産として登録されている赤の広場の周りには、カラフルだったり荘厳な造りだったり、個性豊かな建物がたくさんあります。写真映えするものばかりなので、つい何枚も写真を撮ってしまいますね。
ーーいろいろな味わい方ができそうな国ですね!安藤さんが初めてロシアへ行った時の感想は?
安藤:出張で行く前まではあまり馴染みのない都市だったんですが、実際に足を運んでみると、「街の雰囲気も現地の人たちも、とても明るくて穏やかだな」という印象を持ちました。
末岡:安藤さんが初めてモスクワに行ったのは、確か冬でしたっけ?
安藤:そうなんですよ。冬のモスクワってすごく寒そうだな…...って思っていたんですけど、実はそうでもなくて。あまり風が吹かず、雪は少し積もってるくらい。
なにより、空気がすごく澄んでいて......!気持ちがよかったです。街に飾りつけられているイルミネーションもとても綺麗なので、冬のモスクワもおすすめです!
ぜひ季節を問わず足を運んでいただきたいですね!
末岡:モスクワ観光では、有名な赤の広場やグムデパート、金色の屋根と白壁が美しい救世主キリスト聖堂、ボリショイ劇場などが有名ですね。
▲グムデパート
▲ボリショイ劇場
またそれらの建造物を外から一気に見ることができるモスクワ川クルーズツアーもあります。ディナーを食べながら、2〜3時間かけて、川沿いのきらびやかな建物を見るツアーがおすすめです。市内の主要な観光地を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。
モスクワ川からの眺め
ーーモスクワから少し足を伸ばして行ける場所にはどんなところがありますか?
安藤:モスクワから航空機を乗り継いで、サンクトペテルブルグに行かれる方は多いですね。『エルミタージュ美術館』やバレエ団で有名な『マリインスキー劇場』などの観光地があります。
サンクトペテルブルグまではJALのコードシェア便を使って1時間半くらいで行けますよ。
末岡:そうですね、一般的な電車だと7時間程度は(※サプサンという新幹線のようなものでいくと4時間程度です)かかるので航空機を使った方が便利だと思います。
モスクワから少し離れたところにある『ヴェルニサージュ』という大きなお土産物市場にはぜひ行っていただきたいですね!マトリョーシカやグジェリといった伝統工芸品のお皿などを、モスクワ市内で買うよりも安く買えます。
マトリョーシカ
ロシア人は大らかで、海外から来た人に優しい方が多いので、コミュニケーションを取りながら値切り交渉をするのも楽しいかもしれません。
ウズベク料理
末岡:そしてやっぱりグルメ!ロシアではウズベク料理やグルジア料理、ウクライナ料理など多様な味が楽しめます。
もちろんロシア料理も本場の味でおいしいのですが、私のイチオシはウズベク料理とグルジア料理!味が濃すぎないので、日本人の口にも合うと思います。
ーーそうなんですね!どんなメニューがあるんですか?
末岡:グルジア風ジャーマンポテトといわれている『オジャクリ』や、牛肉とお米が入ったスパイシーなスープの『ハルチョー』が有名です。
『ヒンカリ』という大きな小籠包のような料理は、上に取っ手のようなでっぱりがついていてそれを持って食べるんです。
『ヒンカリ』
あとは小さなピザのような生地の中に溶けたチーズが入っている『ハチャプリ』というパン。生地の中に入っているチーズがクリーミーで、とてもおいしいですよ。
『ハチャプリ』
ーーとてもおいしそう!おすすめのレストランをひとつ挙げるならどこですか?
安藤:私が印象的だったのは、店内で飼っている動物を眺めながら食事できるウクライナ料理のレストラン!これはインスタ映えしそうだなと思いました......!
末岡:それは『シノーク』というお店ですね!天井まであるガラス窓の向こう側に、ヤギや牛などの動物が飼われていて、まるで牧場にいるかのような気分を味わいながらお料理を食べることができるんです。
インテリアや小物、店員さんが着ているウクライナの民族衣装もとてもかわいいんです!もちろんお料理もおいしくて、お気に入りのお店です。
2019年3月31日から、JALでは、東京(成田)-モスクワ線が毎日運航しています。
さらに2020年夏季ダイヤより、JALのロシア路線としては2路線目となる、東京(成田)-ウラジオストク線の新規開設が決定しました!
今までロシアに行ったことがない方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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