発見レポ
白兎神社の参道脇に植えられていた蒲です。小さいですがガマの穂がついていました。
茶色でふわふわしているので「怪我をした兎がガマの穂にくるまって」と思われることも多く、前に立っている看板にもそのくだりがあります。
原文は『卽取其水門之蒲黃、敷散而、輾轉其上者』水門の蒲の穂をとって敷き散らして、その上を転がるとなっています。これはガマの花粉を全身につけたということです。ガマの穂から出る花粉は生薬となり蒲黄(ほおう)と呼ばれています。蒲黄は止血や傷に効果があると言われ古来から用いられてきました。因幡の白兎のお話はちゃんと根拠があるものなのですね
#旅写真
白兎神社(鳥取県鳥取市)
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