兵庫県応援隊のここたんです！

「いかなごのくぎ煮って知っとう？」（いかなごのくぎ煮をご存知でしょうか？)

阪神・播磨・淡路地域を中心に作られてきた兵庫県の郷土料理です。お恥ずかしい話ですが、神戸で生まれ育った私にとっては食卓にあるのが当たり前で、上京して初めて郷土料理だと知り驚きました🤭💦
いかなごのくぎ煮とは、新子（しんこ）と呼ばれるいかなごの稚魚を甘辛く煮詰めたものです。発祥は諸説ありますが、「くぎ煮」の由来は、佃煮にしたいかなごが折れ曲がった古釘に似ているからだそうです。

今年は、3月1日よりイカナゴ漁が解禁😉水揚げされたばかりの新鮮なものを調理するのが特徴で、兵庫県の垂水や明石港では早朝に出漁して昼過ぎには店頭に並びます。
この時期は垂水駅前の商店街にいかなごが並び、春の訪れを感じていたことを思い出します🌱スーパーなど等ではいかなごのコーナーができるんです🙌

レシピ📸をご紹介いたします✨✨

材料: いかなご、醤油、酒、砂糖、生姜（千切り）
①いかなごを軽く水洗いし、水気をきる
②大きなお鍋にいかなご、醤油、酒、砂糖、生姜を入れ、アクを取りながら煮ます
③落とし蓋をして中火〜強火で約1時間煮詰めます(ふきこぼれないように注意です！)
④アクを丁寧に取り、落とし蓋をしてさらに煮ます
⑤いかなごが潰れないように鍋を揺すりながら弱火で煮詰めます。（⚠️混ぜないのがポイントです）
⑥煮汁が少なくなれば、少し冷まして完成～😉

山椒を入れて炊くことも❤
食べる時に、ゆず、ネギ、白ゴマ、くるみなどを混ぜるのも美味しくてオススメ！！

私の祖母は毎年大量に作ってくれたので、冷凍で保存して一年中楽しんでいました。たくさんの時間を使って、愛情たっぷり一年分作ってくれていたことに感謝です😭❣️
私のお気に入りは、いかなご入りの卵焼きです！卵焼きの中心になる部分にいかなごのくぎ煮をのせて巻いたもので、お弁当によく入れてもらっていました🍱

思い出を振り返っていると故郷の味がとっても恋しくなってきました…🤍 💭✨

めっちゃ美味しいから食べてみてな〜！！

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