発見レポ
2024/06/29 21:51
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(画像1): 案内された部屋には「トリートリィ ボードルーム」:直訳すれば「条約会議室」となる。当然ポーツマス講和会議の条約に関する会議が行われた部屋だと思われる。ベルボーイは古風な鍵でこの部屋を開けてくれた。
(画像2):入った先の衝立には明治天皇(帝)・セオドアルーズベルト・シーザー(ロシア皇帝)小村寿太郎の顔も確認できる。あまり大きくもない会議室ではあった。会議の様子も残されている。
 講和条約、仲介の立役者はアメリカ大統領セオドア・ルーズベルト、日本の政府代表首席全権は小村寿太郎(外務大臣)、次席全権は高平小五郎(中米公使)。対するロシア側の首席全権はセルゲイ・ヴィッテ、次席全権はロマン・ローゼン駐米大使という顔ぶれでした。
(画像3): 会議のワンシーンだろうか?小村寿太郎が手前に全権大使として座している。
(画像4) :条約批准が行われた場所の写真が上に。日露交渉が行われたのはポーツマスから船ですぐのところにある海軍の造船所のある軍事基地内でした。下の建物は代表団が宿泊したホテルここのホテルの写真が下に。
(画像5) :ポーツマス条約批准の百年祭が2005年9月5日街をあげて実施されたそうです。当時と全く同じ形、同じプロセスで記念行事が行われたとのこと。その様子、見たかったですよね。礼砲が21発。これは、その時に作成されたポスターです。
 左がロシアを表現し、右の部分は日の丸だからもちろん日本を表現。間にあるチャペルは、ポーツマスの街にある鐘を表し、この二カ国をつなぐ架け橋役を果たしたことが分かります。中央のハトは「平和の象徴」。色が灰色なのは海軍を表している。とのこと。
 訪れたかった「ポーツマス歴史協会」には行くことはできなかったが、全権大使の小村寿太郎が実際に泊まったホテルで、このような部屋を見せていただけ本当に奇遇ラッキーだったのでしょうか?歴史の重さを感じる場所となりました。
 私たちの旅はガイドブックの後を追いかけるものばかりです。しかし、今回はガイドブックにも掲載されておらず、自分たちで開拓したルートのように思えました。偶然:人との出会い等々の重ね合わせですね?面白い経験でした!
ポーツマス(アメリカ)
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