🇦🇿 アゼルバイジャン ぶったまげたアゼルバイジャン②【ターミナル前は広大な駐車場】

バクー空港の正式名称は、「ヘイダルアリエフ国際空港」、バイダルアリエフは、1993年から30年以上、アゼルバイジャンの大統領を務め、強権ながらもアゼルバイジャンを建て起こした人物です。とは言っても、旧ターミナルは、ATMが1台きっり。しけたターミナルを出ると、タクシーがズラリ、ドライバーのおっちゃん達に囲まれるかと覚悟しますが、誰1人、呼びかけてきません。拍子抜けした後、エアポートバスの乗り場に1台ポツンとsuicaのような「バクーカード」の自販機があり、購入方法を確認してると、タクシードライバーのおっちゃんが現れ、「金寄越せ」と言っているので、渡すと5マナト出すと、「そんなにいらねぇ」と言って、3マナトをチャージしてくれました。ぶっきらぼうでも親切なおっちゃんのおかげで、初めての国の警戒心が、一気に吹っ飛びます。ところがなかなかバスが来ないので、バスの出発点の新ターミナルへ。新ターミナルまでは、なんと外をそのまま歩いて行きます。新ターミナルは巨大で斬新でスタイリッシュ。ターミナル前は広大な駐車場。こんな広い駐車場、初めて見ました。さすが広大な砂漠の国、土地は有り余っているので、いくら広く作ってもあまりコストがかからないということ。バスを見つけたと思ったら、ドアが締まりかけています。猛ダッシュで、バスの前へ行き、進路を塞ぎ、乗車させてもらいます。ところが、このバス、広大な駐車場を回り込むので、車を乗りたい人が途中で停めて乗り込んできます。日本ではありえません。バスは、さっきまでいた旧ターミナルを立ち寄り、いよいよ首都バクー市内へ向けて走り出します。

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