発見レポ
2020/12/29 00:23
#冬到来 #旅写真 #自然 #世界探訪 #一人旅 #もうすぐお正月 #jaltrico
12月8日(土) 第6日イスタンブール:(画像はイスタンブール)
 ゆっくり,ゆっくり,いつものように一番最後に朝食を摂る。荷造りを確認の後,ダウンタウンへ歩きを決める。街のいろんな所を見てみたい。そのスタイルは性分なのだろう。どこでもよく歩いた記憶がある。ハイデルベルクで山登りもしたし,イギリスでは蚤の市を求めて徘徊し,シンガポールでは道に迷って妻の元へ電話まで入れた。ニューヨークをぶらつくのもお気に入りだし,パリの街も息子という子分を引き連れ,歩きに歩き回った。マルセイユでもしかり,シドニーでは1日中歩き通した。そうすることが一番街を知ることが出来る。地元人とのコミュニケーションもとれる。
 ホテルを出て坂道を下り海岸へ出る。船の出入りを眺めながらトプカプ宮殿を目指して歩く。ウインドショッピングも面白い。釣り道具屋が目に付く。ストリートカーは乗り方が分からなかったので乗るのを控えてしまった。若い頃はすんなり乗っていただろうに。若気の至りを信じていたのだろう。すぐガラタ橋にたどり着いた。地図の縮尺はいいかげんであった。2時間はかかるとふんでいたのに,50分で着いてしまった。ガラタ橋は2層構造で1階部分はレストランになっていた。橋のたもとや上からは釣り糸をたれる太公望達が昼間から大勢たむろしていた。魚の名前を教えてもらいながらコミュニケーションを図った。渡りきった所にも商店街が存在し,東京の下町的雰囲気を味わった。
 今日の目的の一つに郵便局で切手を買うことがあった。いろんな人に聞いたが辿り着くことが出来なかった。どこの国を訪れてもその国の記念切手を手に入れることにしていたのである。一つの目的が達成できなかったので,次の目標に移るわけであるが,その途中土産物屋でモダンな魔よけを発見した。一度は通り過ぎたものの,また引き返し店員と交渉を始めた。持っているお金は例の20リラと10リラである。10リラはホテルまでのタクシー代である。10リラの魔よけを3つと8リラの物を1つで30リラになった。現金が無かったので銀行でおろしてくる。と伝えると,彼はわざわざ銀行まで案内してくれた。道々ここら辺で一族が商売をしていることや自分の夢を語ってくれた。
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