2019年10月1日に、成田国際空港本館3階にJALのファーストクラスラウンジがリニューアルオープンしました!
成田国際空港には、本館3階と4階、サテライトビルにJALのファーストクラスラウンジがあります。
2019年4月にリニューアルオープンした4階のラウンジに続いて、2019年10月に、3階のファーストクラスラウンジも改修が完了しました。
今回のリニューアルでは3階のラウンジに、これまで以上の贅沢を味わえる、ある空間が加わったそう......!
商品・サービス企画本部の相原さん(左)と岡本さん(右)の2人に話を聞き、JALファーストクラスラウンジの進化した魅力に迫りました。
ーー今回のラウンジのリニューアルはどのようなコンセプトで行われたのでしょうか?
相原:JALの国際線ラウンジのコンセプトは2014年の羽田空港の国際線ラウンジリニューアルから共通している「モダンジャパニーズ」で、「洗練・上質・上品」というキーワードを掲げてリニューアルを行っています。
さらに、空間全体を演出するにあたり、テーブルコーディネートにも力を入れ、食空間プロデューサーとして幅広く活躍している山本侑貴子さんに協力いただいています。山本さんよりご提案いただき、食器やカトラリーをBOXなどにいれて規則正しく配置することで、視覚的な統一感と、洗練された雰囲気を演出しました。
ーー10月にオープンする3階のファーストクラスラウンジにはどのようなスペースがあるのでしょうか?
岡本:3階ラウンジには、「ご出発前に上質な空間で時間を過ごしたい」「食事はいらないので、ゆっくりとしたい」というお客さまのために『JAL’s SALON』というバースタイルのエリアをオープンしました。
『JAL's SALON』では、「日本の匠の味」を楽しんでいただけるよう、日本茶や日本製のプレミアムウイスキー、クラフトウイスキー、クラフトジン、クラフトウォッカなどのドリンクをご用意しています。
相原:日本茶は、サスティナビリティがしっかりとした国内の良質な茶葉を*EN TEAさんに選んでいただいています。茶葉は柚子や山椒といった日本のスパイスを使用しているものもあり、海外のお客さまにも楽しんでいただけると思います。
また、日本茶と一緒に和菓子も月替わりでご用意していますので、「和」の空気をたっぷりと味わっていただきたいです!
ーー厳選された品ばかりですね!シャンパングラスでお茶を飲むのですか......?
相原:はい。モダンジャパニーズというコンセプトから、新しい試みで冷茶はシャンパングラスで提供することにしました。
BARカウンターで提供しているお飲み物のグラスは、東京都湯島にある木村硝子製、おつまみを提供しているお皿は千葉県にある菅原工芸硝子製を使用しています。
JALのファーストクラスラウンジですから、今後も日本の素敵な製品をご紹介していきたいと思っています。
旅に出かけられる前に、ぜひ『JAL’s SALON』で、思いのままにくつろいでいってください。
ーー4階のファーストクラスラウンジはどういった空間になっているのでしょうか。
岡本:おもに3つのエリアに分かれています。
まず、寿司職人が目の前で握る本格的な握り寿司とはせがわ酒店さんが厳選した日本酒が楽しめる『鮨 鶴亭』です。お寿司のネタは毎週変わります。
次に、ダイニングエリアの『JAL’s Table』です。
ご好評いただいている『JAL特製ビーフカレー』などの従来のビュッフェスタイルに加え、カウンターでスタッフが取りわけるお料理や『AFURI(阿夫利)の柚子塩らーめん』、『JAL特製豚骨ラーメン』、『和御膳』などがお楽しみいただけます。
それからソファを中心としたゆっくりとくつろげるラウンジエリアがございます。
ーーそもそも、成田国際空港のファーストクラスラウンジをリニューアルしたのはなぜだったのでしょうか?
相原:2014年の羽田空港の国際線ラウンジのリニューアルより、国内線・国際線のラウンジのコンセプトを統一し、施設の改善をしていくことで「お客さまに最高のサービスを提供しよう」とプロジェクトをスタートしました。今回の成田国際空港のファーストクラスラウンジのリニューアルはその一環です。
新しく取り組んだ『鮨 鶴亭』『JAL’sTable』『JAL’sSALON』は今後、他の空港のJALのファーストクラスラウンジでも展開していく予定なので、ぜひご期待ください。
ーーお客さまのニーズとして、具体的にはどのような点で変化を感じていますか?
相原:近年、環境への配慮に関するお声をよくいただいており、ラウンジでも対応していかなくてはならないと感じています。
例えば、ラウンジでご提供する食材の廃棄を減らすことも、そのひとつです。ビュッフェスタイルは自由度があるのですが、衛生基準により決まった時間が過ぎると残りをすべて廃棄しなくてはなりません。
今回ファーストクラスの新しいサービスを考える際、何とか廃棄する量を少なくできないかと考えて導入したのが、『JAL’sTable』です。スタッフが取りわけることで、食材の提供量がコントロールでき、廃棄量をセーブすることができました。加えて、対面でお客さまにサービスすることで、ファーストクラスラウンジにふさわしい特別感を感じていただけると思います。
『JAL特製ビーフカレー』など、ご好評いただいておりますメニューは引き続きビュッフェ形式でご提供していますので、お好きなだけお召し上がりいただけます!
ーーファーストクラスラウンジをより満喫するためにはどんな過ごし方がおすすめでしょうか?
相原:リニューアルのときに意識したのは、お客さまの気分や状況にあわせて、お過ごしいただくエリアを自由に選べるスタイルのラウンジを作ることでした。
しっかりとお食事を召し上がりたい方は4階の『鮨 鶴亭』や『JAL's Table』があるエリア、静かな空間でお出かけ前にゆっくりとお休みされたい方は4階のラウンジエリア、くつろぎつつも華やいだ特別な時間を過ごしたい方は、3階の『JAL’s SALON』がおすすめです。
ぜひご自身の、その時の気分にあわせて使っていただきたいと思います。
最上級のくつろぎと旅の楽しさを追求した成田国際空港のJALファーストクラスラウンジ、これまでとは一線を画す新しい魅力がたくさん詰まっていました。
また取材中のお話から、相原さん、岡本さんの「上質なラウンジでお出かけ前の貴重な時間を過ごしてもらいたい」という気持ちが伝わってきました。
このラウンジなら、どのシーンで利用しても充実した時間が過ごせそうです!
Discova会員の皆さんは、JALラウンジにどんなイメージをお持ちですか?
ラウンジに持つイメージや、体験談など、ぜひコメントで教えていただければ幸いです!!