皆さま、こんにちは！空港日誌管理人のナオミです。
いつも全国の空港スタッフからの投稿をご覧いただきありがとうございます。
本日は新潟空港スタッフが担当した『錦鯉輸送のための貨物チャーターフライト』についてご紹介いたします💁‍♀️✨

突然ですが、錦鯉発祥の地は新潟県であることをご存知ですか？
約200年前（江戸時代の中頃）にマゴイから突然変異した変種を観賞魚として養殖したのが始まりと言われており、現在では140種以上の品種が作られています。
なんと新潟県における農林水産物輸出額の6割以上を占めており、第2位のお米🌾の約2倍にあたります！

日本を代表する文化の一つとなっている錦鯉ですが、日本国内のみならず40か国以上の国に輸出され、近年は特にアジアの富裕層の間で愛好家が増加しています。
そんな海外からの需要にお応えすべく、新潟県における実証試験の取組として、新潟空港から香港空港まで錦鯉10コンテナ分を乗せた貨物チャーター便が運航されました✈️

貨物専用機の導入は来年を予定しているため、このチャーター便は定期運航している旅客機の貨物スペースを利用することとなり、
今回は普段新潟空港に就航していないB767-300ERでの運航となりました！

錦鯉をビニール袋で梱包してから段ボール箱に入れ(写真2-3枚目)、複数の箱をまとめて梱包し(写真4枚目)、コンテナに入れてお届けしました📦
錦鯉は高価であり生き物でもあるため緊張もありましたが、いつも皆さまのお手荷物をお預かりしているときと同様に丁寧な対応を心がけました。
新潟が誇る錦鯉をJALの翼で海外へ送り出すことができ、スタッフ一同感無量だったようです✨

新潟県中越地方の錦鯉の産地では「錦鯉の里」という錦鯉を鑑賞できる素敵なスポットもございます。
新潟に行かれる際にはぜひ「泳ぐ宝石」とも呼ばれる錦鯉をご覧になってみてください。

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