発見レポ
2023/11/30 15:27
偉大なガストロノミー・リヨネーズの母たち🍳🇫🇷 Les grandes figures féminines de la gastronomie lyonnaise

リヨン3区にあるLes Halles de Paul Bocuse/ ポール・ボキューズ市場の一角にはリヨンの伝統料理ブッションの礎を築き、20世紀に大成した"リヨンの母たち"についての常設パネル展示かある。(解説は🇬🇧・🇫🇷)

フランス料理界では女性は厨房に立てないといった昔から女性蔑視の風潮があったが、リヨンの母だけは別。18世紀から"リヨンの母"と呼ばれた女性たちはブルジョワ家庭の専属料理人で、修行を積んでもいないのに捨てる部分のない食材の使いきりで洗練されたブルジョワ料理を提供してきた。

戦争と経済危機により仕事場を失った彼女たちが次々に立ち上げたのが今のブッションの原点。役人、商人、町の人、労働者など色んな階級の人が集い、賑やかに食卓を共にするブッションスタイルが確立された。

パネルには、16歳で料理人を目指したフレンチの巨匠、ポール・ボキューズ氏が下働きに入り料理を学んだMère Brazier /ブラズィエ母さん①、ボキューズ氏がミシュラン三ツ星★★★を獲った時代から採用しているSt. Marcelin (フロマージュ)を作るMère Richard /リシャール母②さんなど、Gastronomie Lyonnaise /ガストロノミー・リヨネーズ/リヨンの美食という、他の都市にない独自スタイルをリヨンで築いた方たちの歴史を知ることができる。

市場でのお買い物ついでにご覧ください🇫🇷

1️⃣手前は②リシャール母娘(写真の娘さんは現在も現役、美しい白髪姿で毎日店頭に立つ)
2️⃣手前はレアお母さん(私が通うお気に入りブッション)、1番奥がブラズィエ母さん①

#旅エピソード #地元自慢
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  • Britanniequeさん
    美食の都を下支えしてきた、女性たちの存在、凄いですね😀
    返す返すも、急ぎ足で一回りしただけのポール・ボキューズ市場なので、まったく残念で仕方ありません!!
    市場のお向かいに、ibisがありましたから、ここを拠点に素泊まりでポール・ボキューズ市場に日参してみたいものです❤
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    • sue-sannさん
      ブッション・リヨネの考え方は沖縄料理(引いては日本のもったいない文化)に通ずると思います。礎を作ったたくましい方々に感謝です✨

      ツアーだとどうしてもタイトな時間になりがちで…。確かに東or南から出るとすぐIBISがありますね!9月に近くでタクシーが捕まらず立ち寄った時、気持ちよく手配して頂きました。殆どが欧米の方でした😊

      市場は朝7:30から開くので、朝ごはん〜ランチのテイクアウト、夕方カウンターでアペロ、そして中のビストロディナーと終日もいけますね💡✨いいアイデアです♪
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  • Bonjour、Britanniqueさん😊
    リヨンの女性はたくましく、また強い心を持っていたんですね🤭彼女達のお陰で美食の街が出来たんですね💓
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    • Bonjour !
      エアバス好きぱんださん✨ 
      はい、正に"たくましい女性たち"だったそうです😀
      彼女達の腕だけでなく意気込みも継承されて「料理界は男」という概念と一線を画した独自の食文化はリヨンの大きな遺産ですね🌈
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