「現在のロマンスカーに乗ることの魅力は」等々を問われたら･･･。
回答は様々、世代によっても異なるのが容易に想像され、鉄道事業者は現行サービスを肯定する層の声を大事にしていけばよかろうと思います。

では私は、「ありません。乗りません！」と答えます。ついでに「撮りません」も加えるでしょう･･･一昨年海老名駅ホームから見たGSE、初めて実物を見て「おお！」と思ったものですが。

私は「走る喫茶室」「エンゼルティールーム」を利用して来たがゆえ、それらに替わるのが自動販売機だけになってしまった今では「ロマンスカーらしさ」を感じることは出来ず、乗れば哀しくなること必至だからです。
そればかりでなく、見ても寂しくなります。
これとは真逆に、来月15日から日光方面へ走り始める「スペーシアX」には興味津々です。

画像は昭和61年小田原駅で撮ったものです。
青春18きっぷで大阪から横浜へ、だったのですが小田原を通るという「ロマンスカーに乗れるチャンス」があったので、そこから町田まで「あしがら」に乗りました。もちろん「走る喫茶室」も味わいました。
この頃のロマンスカーは日中の小田原発着はたいてい車内飲食サービスがあり、自分は乗らなくともそういう列車は撮っておきたくなるものでした。よって先に出て行くSE車を撮影。

ところで何ゆえこういう話題を出したかといえば、奈良市内で催された「奈良鉄道まつり」というイベントへ昨日行き、そこで様々な大人の鉄道趣味者を見たことから。
列車移動または旅行では、今の熱心な趣味者はどんなことを考えて乗るのか･･･訊くことはありませんでしたが、そういうことを思いました。
一応私も熱心な鉄道趣味者と自覚していますが、自身の記憶が現在の国内長距離鉄道移動を妨げています。（注. https://trico.jal.com/instantarticle/jaltalk/229254/ に載せた先々月4月10日の網走→札幌は例外中の例外。）

#十人十旅