旧国鉄士幌線アーチ橋梁群の中でも特に有名な旧士幌線タウシュベツ川橋梁です。
「タウシュベツ」とはアイヌ語で「樺の木が多い川」という意味だそうで、「ベツ」がアイヌ語で川の意味、今の地名でも「ベツ」が付くところは近くに川があった、川がある、ことが多いそうです。
幻の橋と呼ばれていますが、昭和14年に士幌線が十勝三股駅まで開通した際、音更川の支流に架けられたアーチ橋だが、昭和30年に発電用ダムの糠平湖が建造され、僅か16年で水没してしまったから。
毎年、ダムの水に浸かり、コンクリートはボロボです。
実際に、私が訪れた翌月には、外壁一部が幅数メートル崩落し、「今」の姿は二度と見れないんだと実感しました。
また、タウシュベツ川橋梁は道内の有名観光地にしてはめずらしく、インバウンド(訪日客)の比率が1%程度(年間数十人)とのこと。ガイドさん曰く『海外の人には「崩れゆく美」が日本人のように前向きに受け取られにくい』との様なことを言っていたのが印象的でした。
#投稿マスター選手権 #ノスタルジー
「タウシュベツ」とはアイヌ語で「樺の木が多い川」という意味だそうで、「ベツ」がアイヌ語で川の意味、今の地名でも「ベツ」が付くところは近くに川があった、川がある、ことが多いそうです。
幻の橋と呼ばれていますが、昭和14年に士幌線が十勝三股駅まで開通した際、音更川の支流に架けられたアーチ橋だが、昭和30年に発電用ダムの糠平湖が建造され、僅か16年で水没してしまったから。
毎年、ダムの水に浸かり、コンクリートはボロボです。
実際に、私が訪れた翌月には、外壁一部が幅数メートル崩落し、「今」の姿は二度と見れないんだと実感しました。
また、タウシュベツ川橋梁は道内の有名観光地にしてはめずらしく、インバウンド(訪日客)の比率が1%程度(年間数十人)とのこと。ガイドさん曰く『海外の人には「崩れゆく美」が日本人のように前向きに受け取られにくい』との様なことを言っていたのが印象的でした。
#投稿マスター選手権 #ノスタルジー
旧士幌線タウシュベツ川橋梁跡(北海道上士幌町)