JALふるさと応援隊が「半島の魅力」を語る #4 男鹿(おが)半島では、実は優しい神様「なまはげ」が大人気！

「半島」とは「三方位が水に接している陸地」のこと。そこには、独特の地形だからこその“旅の醍醐味”がたくさん詰まっています。社内公募で選ばれた客室乗務員「JALふるさと応援隊」たちが、半島の魅力を語り合う本連載、今回のテーマは「男鹿半島（おがはんとう）」です。

当連載は半島の「食」を中心に取材記事を配信する半島応援メディア「半島は日本の台所」（株式会社光文社が運営）との連動企画！ 紹介された特産品が買える 特設サイト「HANTO DELICIOUS(半島デリシャス)」も同時オープン。

■特設サイト「HANTO DELICIOUS(半島デリシャス)」

「JALふるさと応援隊」が日本の12半島の絶品グルメをご紹介。プレゼントキャンペーンや、気になる商品の購入もできます。

男鹿半島の魅力について私たちが語ります！【JALふるさと応援隊ご紹介】

	秋田県は母の出身地。そのため幼少期の夏のほとんどは秋田県大館（おおだて）市で過ごす。今年は『あきた発酵伝道師』取得の講座へ参加。「私の秋田県のイメージは、大文字焼き、花火大会、夏祭り、ブルートレインから見る車窓、きりたんぽ、じゅんさい、山菜、ハタハタ、秋田こまち、樺細工、曲げわっぱ、そして秋田杉の香りです。そんな大好きな秋田県の魅力をより多くの皆さまへお届けしたいです」
大橋さん

	東京都出身。昨年度は秋田県庁観光振興課に出向。仕事を通じて秋田の魅力を知り、今年度からJALふるさと応援隊に参加。旅行が趣味で日本国内は44都道府県を訪問。「出向時、温かい秋田県民の方々や、秋田を盛り上げようと精力的に活動している方々との出会いがあり、私にとって第二のふるさとになりました。男鹿半島へはプライベートで何度も訪れています。応援隊の一員として秋田をもっと盛り上げていきたいです」
斎藤さん

	秋田県出身、18歳まで秋田で育つ。「幼少の頃からなまはげが好きで、男鹿の伝承館やなまはげ館が大のお気に入りでした。また寒風山や入道崎も家族と何度か訪れ、素敵な景色に癒された思い出があります。 男鹿半島は景色、食、文化など面白いものが多く、観光地として非常に魅力的な場所です。この機会に男鹿半島に興味を持ってくださる方を少しでも増やしたいと思っております」
木村さん

男鹿（おが）半島ってどんなところ？

秋田県の日本海側に面した男鹿半島。県の北西部に位置し、日本海に突き出ているのが特徴。芝生に覆われた景観や白黒に塗られた灯台が特徴の「入道崎(にゅうどうざき)」、「秋田のウユニ塩湖」と呼ばれる「鵜ノ崎海岸(うのさきかいがん)」や、夕暮れどきにはゴジラが火を吹くように見える「ゴジラ岩」など絶景スポットが多数存在します。

鵜ノ崎海岸（写真：斎藤さん提供）

また秋田県男鹿市に古くから伝わる伝統行事「なまはげ」は広く知られており、なまはげ体験ができる「男鹿真山伝承館」は人気の観光スポットです。

最寄りの空港は秋田空港。そこから男鹿半島までは車で約1時間半で到着します。

JALふるさと応援隊が語る！男鹿半島のおすすめスポット

なまはげは実は優しい神様!? 「男鹿真山伝承館」

ーー では早速、皆さんの推しスポットを教えてください

木村さん：秋田といえば「なまはげ」というイメージがある方も多いと思います。ぜひ「男鹿真山伝承館」へ訪れていただきたいですね。ここは男鹿の民族文化であるなまはげの歴史や文化を知り、そして古くから伝わる「なまはげ行事」を体感できる場所です。

男鹿真山伝承館のなまはげ（写真：斎藤さん提供）

なまはげと聞くと、「泣ぐ子はいねえが～ 」と怠け者を戒めるために訪問する怖い鬼と思われがちですが、なまはげは怖い鬼ではありません。「家内安全、田は豊作、海では大漁」と繁栄を祈り、災いを祓って祝福を与える来訪神なんです。

私は小さい頃、「ちゃんと勉強してるがぁ〜？」となまはげに聞かれたことをよく覚えています。かなりの迫力でしたが、悪いことをしていなければなまはげは怒りませんでした。ここで実際になまはげと触れ合うと、実はなまはげが優しい神様だということがわかると思いますよ。私はなまはげが大好きで何回も訪れています（笑）。

斎藤さん：私も好きですね、「男鹿真山伝承館」。臨場感たっぷりの雰囲気にハマってしまって、3回以上は行っているかも（笑）。そのときによって実演する方が替わるので、毎回違う演出を楽しめます。

絶景といえば「入道崎（にゅうどうざき）」や「ゴジラ岩」

入道崎（写真：大橋さん提供）

ーー 絶景スポットでおすすめ＆気になっているところはありますか？

斎藤さん：絶景スポットでいうと、男鹿半島といえば「入道崎（にゅうどうざき）」が有名ですよね。青い海と青い空の景色は最高です。もうひとつ個人的に私が好きな絶景スポットは「雲昌寺（うんしょうじ）」のアジサイが咲き乱れた景色です。敷地内には約1,500株以上の青いアジサイが咲いていて、そのさきに海がある、という風景がとてもキレイなんです。

雲昌寺（うんしょうじ）（写真：斎藤さん提供）

木村さん：私はまだ見たことないんですが、岩礁地帯にある「ゴジラ岩」を見たいなと思っています。夕日がスポットライトのようにゴジラ岩を照らして、そのシルエットが浮かび上がり、ゴジラが火を吹いているようにも見える…というものです。

ゴジラ岩（写真：木村さん提供）

大橋さん：私は「寒風山」が気になっていて、近々訪れたいなと思っています。写真で見ると、青い芝生に覆われているとても美しい山です。標高355mの山頂にある回転展望台からは、男鹿の景色を360度のパノラマで見ることができます。

寒風山（写真：木村さん提供）

ここでのアクティビティでチャレンジしてみたいこともありまして、ひとつは「パラグライダー体験」です。30分とお手軽な時間で体験できるので、初めての人でもトライしやすいのではないかなと思いました。空から見る景色は想像するだけでワクワクします。

寒風山パラグライダー体験（写真：大橋さん提供）

もうひとつは「寒風山山焼き（大噴火口内13haを焼く）＆トレッキングツアー」です。ボランティアや消防団とともに大噴火口内の約13haを焼き（景観保全のために始まったもの）、そのあとはトレッキングツアーや食事などを楽しむアクティビティです。地域の方とも直接お話ができますし、いい経験ができそうだなと思いました。

なまはげ像がお出迎え！JALふるさと応援隊が紹介する「秋田空港」のお気に入りスポット

ーー 男鹿半島の最寄りの秋田空港で皆さんのお気に入りのスポットはありますか？

大橋さん：2階にある「秋田空港おみやげ広場　あ・えーる」はすごく便利ですよ。けっこう大きいお土産屋さんなのですが、お土産を買い忘れたとしても、帰るときにここで揃います。

秋田空港おみやげ広場　あ・えーる（写真：木村さん提供）

木村さん：私も「あ・えーる」は好きですね。秋田空港を利用する際は必ず立ち寄ります。いぶりがっこ、桃豚カレー、パンプキンパイなど秋田の魅力的なグルメが詰まっています。数年前にリニューアルして、内装も秋田らしさを感じるものになりました。

あと、やはり外せないのは1階の国内線ビルエスカレーター前にある巨大な「なまはげのオブジェ」ですね。天井まで届きそうなほどの大きさで、目が光るんです。けっこうな迫力ですよ（笑）。ぜひここで写真を撮っていただきたいです。

なまはげオブジェ（写真：木村さん提供）

斎藤さん：秋田空港内の施設ではないのですが、空港のすぐそばにある「秋田国際ダリア園」もいいですよ。世界14カ国約700品種ものダリアが咲いていて、美しい景色を楽しむことができます。空港から車で10分くらいなので、レンタカーを借りる方はぜひ立ち寄っていただきたいですね。

また隣接するジェラート屋さん「ジェラテリア yuwa（ユーワ）」は2022年にオープンしたばかりのお店。秋田産の生乳と東北産の果物などが使用されているので、こちらもぜひ、お試しください。

【半島クイズ】男鹿半島についての知識を深めよう！

大橋さんの男鹿半島クイズ

Q.秋田の夏の風物詩。幹線道路脇で売られている氷菓（ひょうか）の名前は？

1. ジジヘラアイス
2. ママヘラアイス
3. ババヘラアイス

斎藤さんの男鹿半島クイズ

Q.男鹿の民俗行事なまはげは毎年いつ行われる行事でしょうか？

1. 元日　1月1日
2. 節分　2月3日
3. 大晦日　12月31日

木村さんの男鹿半島クイズ

Q.赤神神社には鬼たちが一晩で積み上げた石段があるといわれています。その石段は一体何段でしょうか？

1. 999段
2. 1,000段
3. 1,001段

JALふるさと応援隊がレコメンド！お取り寄せできる男鹿半島グルメを応援隊が自宅でアレンジ

男鹿半島の魅力が詰まった商品一覧

男鹿産天然真鯛漬け(胡麻醤油)（4袋）／男鹿ナビ

「朝獲れ活締めした男鹿産天然真鯛の大きなお刺身が、1人前のひとパックに約5切れ入っています。お酒のお供、炊きたてのご飯やお出汁をかけた鯛茶漬けにしてもさっぱりといただけます。 少し甘めの胡麻醤油味ですので、お子さまにも好まれる味だと思います」（大橋さん）

「今回はホームパーティーをイメージしたアレンジ料理を作ってみました。クリームチーズと合わせて白ワインやスパークリングワインにも合う洋風おつまみ（写真左上）や、サラダにそのまま載せる（写真右上）のもおすすめです。手まり寿司、手巻き寿司（写真左下）のアレンジも◎。その他、シンプルにそのまま召し上がってもよし、漬け丼もよし、オードブルにアレンジしてもよし。流水解凍で5分とお手軽なので、冷凍室に常備しておけば、一品足りないときの大きな助けにもなると思います」

男鹿産天然真鯛漬け(胡麻醤油)（４袋）はこちら

フローズンキャンディ6本セット／ゴンタロー製菓

「見た目がかわいらしく、味はフルーツそのもの。優しい味なので、老若男女、幅広い世代の方におすすめできます。自宅での女子会や、バーベキューのデザートに出したらとても喜ばれるのではないかと思います」（大橋さん）

「全36種類の中から、6種がセレクトされたセットです。中身はゴンタロー1番人気の『鬼のいちごミルク』や、若美メロンの果肉入った『メロンメロン』、男鹿梨のシャーベットの中に男鹿梨のコンポートが入った『男鹿梨』、定番の『マンゴー』、『ストロベリー』に加え、インスタ映え間違いなしの『フルーツミックスヨーグルト』。どれも素材にこだわった逸品です」（大橋さん）

[ゴンタロー製菓]フローズンキャンディ6本セットはこちら

フクシマのコロッケ10個（油調済）／グルメストアフクシマ

「大正七年創業時より続く『福島肉店（グルメストアフクシマ）』というお肉屋さんのコロッケです。塩気があるので、ソースなしでそのまま食べてもおいしいです。ビールとの相性もばっちりですよ（笑）」（斎藤さん）

「お店の方にお話を聞いたことがあるんですが、毎日『おいしくな〜れ！』と、愛情をたっぷり込めながら揚げているそうです。そのまま楽しむのもいいですが、コロッケサンドにしてもいいかな思います」（斎藤さん）

［グルメストアフクシマ］フクシマのコロッケ10個（油調済）はこちら

おいもの宝石／Bonheur A.Tamori

「素材の甘みが活かされていて甘すぎず、重たすぎず、食べやすいタルトです。コーヒーや紅茶にとてもよく合います。見た目もかわいらしいので、自宅で女子会するときに出したら盛り上がりそうです」（木村さん）

「カットされたさつまいもが、ぎっしり詰まっているので、写真映えばっちりだと思います。包装もかわいらしくて、箱についていたピンクのリボンを写真を撮るときにそばに添えてみました（笑）。ちなみに、さつまいもは紅あずまを主に、季節によって複数の種類を使い分けているそうです」（木村さん）

［Bonheur A.Tamori］おいもの宝石はこちら

JALふるさと応援隊も登場！男鹿半島の魅力をより詳しくご紹介しています。

半島は日本の台所

編集・取材：坂本アヤノ　撮影：藤本孝之