発見レポ
2024/04/05 09:33
丘の急斜面で生じた過去の出来事💐🙏フルヴィエール災害*Une catastrophe de Fourvière

メトロD線のVieux-Lyon(ヴュー・リヨン)駅を降りて左へ回り込みフルヴィエールの丘のすぐ麓まで行くと見えてくる慰霊碑。(写真①)

1930年11月12日〜13日にかけての深夜、のちに「フルヴィエール災害」と呼ばれる大きな地滑りが起きた。

最初の時刻は0:50。直後から倒壊した建物の下で声をあげ助けを求める人を救い出しに駆けつけた消防士たちが救出ルートを確保しようと現場で作業を開始した1:15、2度目の地滑りが発生。そこにいた消防士19人全員がその土砂に埋もれた。

更に、午前3:00に3度目の地滑りが起き、辺り一帯は土砂と瓦礫でカオスに。原因は夏と秋に降り続いた雨で、水分を含んだ地面は斜面に建つ家並みを支えきれず、地盤が緩み、一気に丘の斜面は崩壊。

亡くなった方は合計39人。うち市民が16人、消防士19人、警察官4人だったという。

慰霊碑のある場所、まさにその場所の足元まで大量の土砂が流れ出たという。(写真①)急斜面の丘を見上げながら過去の惨事を思い、静かに手を合わせた。(写真②と③)

手前の美術館屋上に座る男の子の像(写真⑤)

#リヨン観光 #フルヴィエール災害
#自然の脅威
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6件のコメントがあります。
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  • Bonjour!
    美談ですが、災害は怖いですね~☺️
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    • Bonjour !
      実際に起きてから約100年近く経ちますが、そんな過去がある丘の麓を通る時は、無意識に耳を澄まして歩いています。

      地滑りの直前、木々の葉が擦れ合うザワザワした音が連続していたそうです😖
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  • Britanniqueさん
    こうした災害は辛く、悲しい現実が起こりますね🥲 私も合掌🙏
    男の子は、犠牲になられたご家族を見守っているのでしょうか・・・・🥹
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    • one-day tripさん
      ここではこの災害以前に過去2回(840年・1795年)起きていて、3度目の大惨事だったそうです😣
      日本も自然災害の多い国なので身につまされます。更に二次災害で命を落とした方々を想うとさぞ無念だったことでしょう。
      男の子の像、そういえば崖の方を向いていました!💡見守っているのかもしれません✨
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    • Britanniqueさん
      随分古い記録が残っているのですね😲
      でも、災害は長い年月を振り返ると、同じ場所で度々起こっているのも事実😆
      救助による二次災害、怖いです😰 日本はどこにいても地震のリスクがありますし、今や台風🌀のリスクは風ではなく豪雨だと思っているので、同じような土砂崩れによる地盤崩壊には要注意ですね⚠️
      子供の像、印象的でした🥹
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    • one-day tripさん
      写真②③のような崖の斜面ですから一度ではないのも分かりますよね。
      フランスの災害対策は日本のモデルケースを参考にしているそうです😊(携帯緊急アラームや仮設住宅設置の早さや機能、災害とか用保存食など)まだ実現には至りませんが、地震国ならではの対策には価値があると高く評価されています🇯🇵✨
      屋上に座る子供の像、ちょっと調べてみます♪
      いいね行ってみたい行った
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