JALトーク
2022/03/16 21:21
搭乗日
2022年03月

Aft-Galley Unit of JA15XJ

奥行きのある設計。これはメリットとデメリットの両面がありそう。
新型のコーヒーメーカー。
たくさんのサービスカートが格納されています。
機内サービスが落ち着いたところで案内していただきました。
撮影許可を得ております。

後ろに座るのは久しぶりだったので頼んでみたら、いろいろ説明してくれました。
就航したばかりなのでピカピカ✨
最後尾のギャレーが縦に長いのはエアバス #A350 だけだそうです。
新型のコーヒーメーカーが近未来的なデザインで素敵でした。あのしっかり酸味のあるおいしいコーヒーは、これで入れるんですね。
ちなみに日航のホットコーヒーは、機種によってコーヒーメーカーの設計が違うので、用意する豆も異なり、味が違います。ボーイング767のみ特殊なインスタントコーヒーです。

日航では国内線専用機として導入されたA350-900ですが、本当は長距離国際線のために設計された旅客機です。燃料満載なら15,000kmくらいは平気で飛べますが、国交省に申請している航続距離は5,900km。中距離機という位置づけです。
そこで「この飛行機の座席はよくできていて快適だと思うのですが、金浦やマニラなど近隣諸国の国際線に回すことは可能なのですか?」と聞いてみました。
答えは「No」です。ギャレーの装備が国際線仕様とは完全に違い、ハイテンプオーブンを搭載していません。前方ギャレーは別として、基本的に機内食を温めることができないため、国際線の運航は無理なのです。ボックス形式のコールドミールを出すのなら可能かもしれませんが。

なお、案内してくれたSさんの話では、一番乗務していて仕事がしやすいのは「ボーイング787」とのこと。やっぱり加湿器があるのはいいみたいです。また、すべてのものがコンパクトにまとまっていて、扱いやすいんだとか。
私も一番好きな飛行機は787。一つ意気投合できるところがありました😊

ちなみにA350の客室乗務員は9~10名、787-8の場合は7~8名で構成されていると伺いました(記憶違いでなければ)。今は緊急脱出扉の枚数に合わせて乗員数を決めているのではないようですね。昔の長距離便ボーイング747は20名で運航していたといいますから、ずいぶん少なくなったんだなあと感心しました。

A350だと、9名のうちの3名がファーストクラスを担当します。やはり贅沢なものです。

#旅写真 #oneworld #JA15XJ #ギャレー #機内見学
奥行きのある設計。これはメリットとデメリットの両面がありそう。
新型のコーヒーメーカー。
たくさんのサービスカートが格納されています。
フライト情報
搭乗日
2022年03月
便名
JL908
時間
昼便
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  • 夢幻飛行様の1000字投稿✏️お勉強になります。博識な夢幻飛行様の質問にも答えることができるCA様方も、常にお客様に満足していただけるようお勉強していらっしゃるのでしょうね。
    いいね!役にたった知らなかった
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