搭乗日
2010年05月
2010年5月31日 神戸とJAL
むか~し、むかし、神戸というところに、JALという航空会社が就航してましたとさ。
当時でいう男女共同参画、今でいうSDGsの意識が高かったJALは、日本のエアラインとしては初の女性空港所長に屋敷和子さん(現:執行役員東京空港支店長、JALスカイ社長)を起用してたんだと。
でも、今から12年前、2010年5月31日をもって撤退することになり、多くのJALファンが搭乗せずとも、展望デッキへ最終日のお見送りに行ったんじゃ。
19:30。沖縄行きのB737-400、JALグループ営業便としては最後の神戸空港離陸機。
ほぼ定刻に、プッシュバック開始。
【写真1】シップが誘導路に出ると、サイドに控えていた大勢のスタッフが、お見送りに続々とエプロンへ。
大阪大井さん曰く「新機種の初離陸か?」と勘違いするほど大勢が一列に整列。
【写真2】トーイングカーが離れてシップが自走を始めるまでに、整備系・搭載系・発券系の職員が前進し、二列縦隊に。
【写真3】飛行機は、すべての出発準備を整え、滑走路端へ地上滑走。
その間、ピッと笛が鳴ったと思ったら、地上の職員が一斉に「まわれ右!」。
展望デッキの見送り客にも「ありがとう神戸」の文字を披露。
【写真4】またピッと。そしたら「ありがとうございました」と一礼。
再び滑走路のほうを向いた職員さんたち。
私の時計で19:38。エンジンが唸り、JA8932が最後の営業便として離陸。
機影が見えなくなるまで手を振り続ける。
機が行ってしまったが職員さんたちは地上に残り、本来は飛行機が止まる位置で再整列。
【写真5】そこへ被り物も登場し記念撮影。そして最後の掛け声「ありがとうございました」。
デッキからは、割れんばかりの惜しみない拍手。
そして、送られる「がんばってください!」「また帰ってきてね!」など温かい言葉。
退散するスタッフのほとんどは涙をこらえきれず…。そしてデッキの見物客も…。
私見ながら、笛といい完璧な人の動きといい、グランドスタッフのなかに
チアリーディングやマーチングバンドの経験者が居て、
事前にフォーメーションを練った結果、大きな感動を巻き起こしたと推測。
当時でいう男女共同参画、今でいうSDGsの意識が高かったJALは、日本のエアラインとしては初の女性空港所長に屋敷和子さん(現:執行役員東京空港支店長、JALスカイ社長)を起用してたんだと。
でも、今から12年前、2010年5月31日をもって撤退することになり、多くのJALファンが搭乗せずとも、展望デッキへ最終日のお見送りに行ったんじゃ。
19:30。沖縄行きのB737-400、JALグループ営業便としては最後の神戸空港離陸機。
ほぼ定刻に、プッシュバック開始。
【写真1】シップが誘導路に出ると、サイドに控えていた大勢のスタッフが、お見送りに続々とエプロンへ。
大阪大井さん曰く「新機種の初離陸か?」と勘違いするほど大勢が一列に整列。
【写真2】トーイングカーが離れてシップが自走を始めるまでに、整備系・搭載系・発券系の職員が前進し、二列縦隊に。
【写真3】飛行機は、すべての出発準備を整え、滑走路端へ地上滑走。
その間、ピッと笛が鳴ったと思ったら、地上の職員が一斉に「まわれ右!」。
展望デッキの見送り客にも「ありがとう神戸」の文字を披露。
【写真4】またピッと。そしたら「ありがとうございました」と一礼。
再び滑走路のほうを向いた職員さんたち。
私の時計で19:38。エンジンが唸り、JA8932が最後の営業便として離陸。
機影が見えなくなるまで手を振り続ける。
機が行ってしまったが職員さんたちは地上に残り、本来は飛行機が止まる位置で再整列。
【写真5】そこへ被り物も登場し記念撮影。そして最後の掛け声「ありがとうございました」。
デッキからは、割れんばかりの惜しみない拍手。
そして、送られる「がんばってください!」「また帰ってきてね!」など温かい言葉。
退散するスタッフのほとんどは涙をこらえきれず…。そしてデッキの見物客も…。
私見ながら、笛といい完璧な人の動きといい、グランドスタッフのなかに
チアリーディングやマーチングバンドの経験者が居て、
事前にフォーメーションを練った結果、大きな感動を巻き起こしたと推測。