特集コラム
2023/03/07

trico会員×JALふるさと応援隊で考える半島アレンジグルメ【島根半島「海辺のトマト」etc.】

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株式会社光文社が発信する半島応援メディア「半島は日本の台所」との連動企画「レッツゴー半島コラム連載」。JALふるさと応援隊が半島の魅力を語るとともに 、特設サイト「HANTO DELICIOUS(半島デリシャス)」でもお取り寄せできる各半島のグルメをアレンジレシピと一緒に紹介してきました。

今回、本連載のスピンオフとして、trico会員とともに半島グルメについて語り合う「レッツゴー半島 座談会」を2023年1月27日(金)に「JAL Innovation Lab」で実施。当日は計19人のtrico会員の方にご参加いただきました。今回はその様子をレポートします。


半島の魅力を考える「レッツゴー半島 座談会」のイベントについて

\イベントを進行したのはこちらの3人/

日本航空株式会社 広報部
trico編集長
 
日本航空株式会社 地域事業本部
チーフキャビンアテンダント
水上さん
 
日本航空株式会社 地域事業本部
橋詰さん
 
※写真は撮影時のみマスクを外しております。

イベントは座談会とクイズ大会の2部構成。前半は、半島の食材をテーマにそのアレンジレシピを参加者がそれぞれ考えるワークショップ式の座談会を実施しました。そして後半に開催されたのが、半島に関する「○×クイズ大会」。最後まで正解し続けた方が優勝者となる白熱の戦い。大きな盛り上がりを見せてくれました。

JALふるさと応援隊と、南房総・男鹿半島のアレンジレシピを考案

簡単な自己紹介とともにスタートした座談会。AとBのふたつのグループに分かれて進行し、Aグループは「ぎばさ」、Bグループは「はばのり」を使ったアイデアレシピを考えるというものでした。


ぎばさ(左) はばのり(右 出典:農林水産省Webサイト) 

なかなか難易度が高いテーマなのでは?という意見が運営側からちらほらと飛びかっていたなか、trico会員の皆さんからは自由な発想でさまざまなレシピが考案されました。

それぞれ考えたアレンジレシピを発表後、「いちばんおいしそうで賞」を決定。Aグループのぎばさは「お好み焼き」のアレンジレシピ、Bグループのはばのりは「卵焼き」のアレンジレシピが受賞しました。


A350-900さん、おめでとうございます!

>>南房総半島特集コラムはこちら
>>男鹿半島特集コラムはこちら

島根半島の名産「海辺のトマト」を使った"一番おいしそうで賞”だったアレンジレシピは?


「海辺のトマト」。美容にうれしいリコピンや健康に役立つGABAなどの健康成分もたっぷりと含んでいます。

今回のイベントのゲストとして登場したのが「HANTO DELICIOUS賞」に選ばれた島根県島根半島「海辺のトマトセット」の生産者である「さんちゃんファーム」(さんびるグループ)の藤田さんと長岡さん。今回はこの「海辺のトマト」を使ったアレンジレシピもtrico会員の皆さんと考えました。

さんちゃんファーム
藤田さん
 
さんちゃんファーム
長岡さん
 

この「海辺のトマト」とは、高糖度で高濃度のフルーツトマト。藤田さんのお話によると「アイメック農法」という、簡単にいえば「適度なストレス」を与えることで、栄養を溜め込み糖度を高く、高品質に生産できる手法を取り入れているのだそう。

なかでも海辺のトマトは糖度9〜10、最高14と甘み成分がたっぷり。食べると、口の中にじわじわと甘みが広がります。

■「HANTO DELICIOUS賞」に選ばれた島根県島根半島「海辺のトマトセット」

砂糖・塩などの添加物はもちろん水一滴さえも加えない海辺のトマト100%でできたトマトジュースと海辺のトマトを使用したちょっと濃いめのドレッシングのセット。「HANTO DELICIOUS賞」とは、「半島産品アワード」の中でJALが選出したアワードです。

[さんちゃんファーム]海辺のトマトセットはこちら

※:半島地域の自治体からの情報提供により作成されたWebサイト「半島産品データベース」(全371品)から、「半島の食のブランド化」を図る官民連携実証事業の参画事業者7社がそれぞれ選出したもの。

ピザ、トマトパスタ、トマトカクテル、トマトラーメン…と、たくさんのアレンジレシピが盛りだくさん…でしたが、今回さんちゃんファームさんが選んだのは、おばたんさんの「トマトソースで食べる出雲そば」と、JunichiHyodoさんの「海鮮トマトソースチョッピーノ(サンフランシスコ名物で海鮮シチューの一種)」の2品。


JunichiHyodoさん、おめでとうございます!


おばたんさん、おめでとうございます!

島根半島「海辺のトマトセット」の評判は?

さんちゃんファームのお二人に特別インタビューを実施

今回ゲストで登場いただいた島根県島根半島「海辺のトマトセット」の生産者である「さんちゃんファーム」の藤田さん、長岡さんにイベント終了後に特別インタビューを実施しました。

ーー 座談会、いかがでした?

藤田さん:trico会員の皆さまは、とても気さくな方が多くJALをこよなく愛しておられる会員の方々なんだと肌身で感じ、私もついつい島根半島、さんちゃんファームの話に熱がこもってしまいましたね。また座談会もあっという間に終わり、名残惜しく感じました。

長岡さん:私もすごくアットホームな空間にびっくりしました。皆さまがこのイベントを心待ちにされていたことがわかり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。大変楽しく参加させていただき、ありがとうございました。

目の前で試食していただくことに緊張もありましたが、皆さまから直接「おいしい!」とリアルイベントだからこその感想をいただき、いろいろな方々に知っていただきたい!という思いがさらに強くなりました。

■イベント中に提供された「海辺のトマト×クラッカーのレシピ」


「このドレッシングは少し濃いめで、乳製品によく合います。かつおぶしなどの和の素材も入っているので、洋風だけでなく和テイストのお料理にも合わせやすいですよ」と長岡さん。

【材料】クラッカー6枚、海辺のトマト2個、クリームチーズ10g、生ハム5g、アボカド20g、チャービル少量、海辺のトマトでつくったドレッシング

【作り方】クラッカーにクリームチーズ・生ハム・アボカド・チャービル・ドレッシングなど、お好みの材料をのせる。組み合わせを楽しみながらいただくのがポイント。

ーー 島根半島の名産「海辺のトマト」を使った皆さんのアレンジレシピは、本当にいろいろなアイデアが飛び交っていましたね。

藤田さん:私は「出雲そば」とのアレンジレシピを賞に選びましたが、島根の名産とのコラボレーションがいいなと思ったからです。そのほかにも、島根産の飯南米 (いいなんまい)を使ったアレンジレシピなど、気になるものがたくさんありました。

「海辺のトマト」を実際に試食しながら、考えていただけたのも良かったのかなと思いました。 

長岡さん:サンフランシスコ生まれのトマトベースの魚介スープ「シーフードチョッピーノ」を選ばせていただきましたが、島根半島も漁港があり、島根の美味しい魚介×トマトは間違いない組み合わせだなと感じました。

また「そのまま食べるのがいちばんおいしい」と言ってくださった方もいらっしゃって、海辺のトマトのおいしさが伝わったことを実感できて嬉しかったです。このトマトのおいしさをもっと広げていく方法も考えていきたいと思います。

ーー そのほか、印象に残っていることはありますか?

藤田さん:ウェルカムドリンクに出した、モンドセレクション金賞受賞の「Tomato Juice」の評判がとても良かったことですね。「今までトマトジュースが飲めなかったけどこの味わいなら飲めます」「とてもおいしかった」と、ありがたくうれしいお言葉をいただきました。

会場のtrico会員の皆さまにあたたかい言葉をたくさんいただいたことで、これからも「海辺のトマト」栽培を社員全員で頑張りたいと改めて感じました。島根においでの際はさんちゃんファームにお立ち寄りいただければと思います。


ウェルカムドリンクとして出された海辺のトマトを使って作られた「Tomato Juice」。2022年のモンドセレクション金賞を受賞。糖度12以上の特別なトマトでできたトマトジュースです。砂糖や添加物はもちろん、水を一滴も加えていないという濃厚で贅沢な一杯。

長岡さん:私も同じ気持ちですね。おいしく召し上がっていただけるように、これからも頑張っていきたいと思いました。またイベント後、皆さまの投稿を拝見させていただいたのですが、こちらも心温まる感想ばかりでして、本当にうれしく思いました。ありがとうございます。


まるで高級ワインのようなパッケージ。特別な日、特別な人のために開けたい1本。「これまでに飲んだことのないトマトジュース」「おいしいさが凝縮されていて贅沢」など、会場からは感激の声がたくさん聞こえてきました。

皆さんもぜひ考えてみてください
マニアック知識満載の半島クイズベスト5

最後にお届けするのは、イベントの後半で盛り上がった半島に関する「〇×クイズ大会」。ここでは、実際に出題されたなかから5つの問題をピックアップしました。ぜひ皆さんも考えてみてください。

下記の質問に○か×かでお答えください

1.「半島」という言葉の由来は、「ほぼ島のようなもの」という意味である。

2.醤油の発祥の地は南房総半島である。

3.島根半島「海辺のトマト」の栽培方法の名前は「タイアップ農法」である。

4.半島と岬の違いは「大きさ」であり、明確な線引きはない。

5.女優・黒谷友香さんが二拠点居住をしているのは伊豆半島である。


ちなみに実際のクイズ大会は全部で3回戦行われました。優勝者の一人が決まるまでは、接戦になることが多く、見ている方もドキドキ。優勝された皆さま、おめでとうございます!

〇×クイズの答え

1.「○」
半島は英語で「peninsula(ペニンシュラ)」。ラテン語の paera(ほぼ、半ば)とinsula(島)の造語が元になっている。

2.「×」
醤油の発祥は紀伊半島の和歌山県湯浅町と言われている。

3.「×」
正しくは「アイメック農法」。

4.「○」
大きなものを「半島」、小さなものを「岬」と呼ぶ。

5.「×」
女優・黒谷友香さんが二拠点居住をしているのは南房総である。

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4件のコメントがあります。
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  • 今日拝見しました!面白い企画でした。
  • trico編集部の皆様、並びにイベントに携わられた皆様

    今回、trico会員になって初めてのリアルイベントに参加する機会を頂きましてありがとうございました。
    商品開発のアイデアも○×クイズの成績も個人的にはイマイチでしたが、ふるさとプロジェクトや半島デリシャスとのコラボイベント、また開催して頂けましたら幸いです。
  • 半島グルメで思ったのは塩味のある食材が多く紹介されていたことで、今度趣向を変えて山のグルメについて取り上げれば面白いと思いました。
    そういえば、京都大原の紫蘇は気候条件でそこでしか採れないもので、この様な例の特色のあるものを知りたいですね。
  • とても楽しい内容の濃い半島座談会に参加させていただいて光栄でした😊
    水上チーフの明るいお元気な司会進行が座談会の輪を盛り上げていただきあっという間に楽しい時間が終わってしまいました❣️
    半島座談会続編がこれからも続きますように🍀
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